Uspenskin katedaali ウスペンスキー大聖堂
元老院広場の東側、ヘルシンキ市街を一望できる小高い丘に立つ
北欧で最も大きいロシア正教の教会です。
(8月23日のブログ参照 )
モスクワのクレムリンに、同名、同主旨の大聖堂があります。
(2008年11月 3日のブログ参照 )
ヘルシンキのウスペンスキー大聖堂は、
帝政ロシアの建築家 = アレクセイ・ゴルノスターエフによって
設計され、1862年に完成しました。
スラブ・ビザンチン様式 ・・
そして、レンガでつくられた教会の傑作です。
内部には、
東方正教会の特徴である
「イコン」 = 「聖画」 が掲げられています。
聖書では禁じられている偶像崇拝 ・・
東方正教会は 「イコン」 を用いることで、
信者たちにより直感的に神を捉えることを促し、
それによって深い信仰心を導き出しました。
「聖母マリアが永遠に眠る場所」
として建てられたウスペンスキー大聖堂 ・・
その 「イコン」 が信者を優しく見守ります。
高い窓から入り込む光が、厳粛な空間を包み込みます。
およそ100年もの間帝政ロシアの支配を受けていたフィンランド ・・
(1809年ー1917年)
ここは、その名残りを最も感じさせる場所です。
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