JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Uspenskin katedaali ウスペンスキー大聖堂

2010年08月28日 | ヨーロッパ

Uspenskin katedaali ウスペンスキー大聖堂

元老院広場の東側、ヘルシンキ市街を一望できる小高い丘に立つ
北欧で最も大きいロシア正教の教会です。
(8月23日のブログ参照 )



モスクワのクレムリンに、同名、同主旨の大聖堂があります。
(2008年11月 3日のブログ参照 )



ヘルシンキのウスペンスキー大聖堂は、
帝政ロシアの建築家 = アレクセイ・ゴルノスターエフによって
設計され、1862年に完成しました。
スラブ・ビザンチン様式 ・・
そして、レンガでつくられた教会の傑作です。







内部には、
東方正教会の特徴である
「イコン」 = 「聖画」 が掲げられています。
聖書では禁じられている偶像崇拝 ・・





東方正教会は 「イコン」 を用いることで、
信者たちにより直感的に神を捉えることを促し、
それによって深い信仰心を導き出しました。





「聖母マリアが永遠に眠る場所」
として建てられたウスペンスキー大聖堂 ・・
その 「イコン」 が信者を優しく見守ります。





高い窓から入り込む光が、厳粛な空間を包み込みます。



およそ100年もの間帝政ロシアの支配を受けていたフィンランド ・・
(1809年ー1917年)
ここは、その名残りを最も感じさせる場所です。

jfk-world




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Temppeliaukion kirkko テン... | トップ | Suomen kansallismuseo 国立... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヨーロッパ」カテゴリの最新記事