JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

アルゼンチン ブエノスアイレス

2008年03月22日 | 南アメリカ

アルゼンチンの首都=ブエノスアイレス。
街の中心からクルマで20分ほど離れたところに立つ
訪れる人も疎らな 「聖母ブエンアイレ大聖堂」・・。

14世紀後半、スペインからイタリアへ向かう貨物船が
大時化に遭います。
何故か積荷の大きな木箱を海に投げ捨てたところ、
風、波は治まり、船は難を逃れることができたそうです。

後にこの木箱を海から引き上げたところ、
中から幼子イエスを抱いた聖母マリア像が出てきました。
このマリア像はブエンアイレと名づけられ、
海の守護聖母としてここに祀られるようになりました。

かつてヨーロッパから大西洋を越える開拓者の船旅は、
およそ半年におよぶ過酷な航海でした。
無事アルゼンチンにたどり着いた開拓者は
守護聖母=ブエンアイレに感謝の祈りを捧げました。
そして、聖母ブエンアイレの名前にちなんで、
この地がブエノスアイレスと呼ばれるようになった
と伝えられています。

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