
「Gudvangen グドバンゲン」 ・・
ノルウェー語で、『水辺の神々の草原』 という意味です。
グドバンゲンの沖合いに
およそ2時間ほど停船したパシフィックビーナスは、
世界遺産のネーロイフィヨルドを引き返します。

天気の移ろいやすいフィヨルドですが、
この日は抜けるような青空 ・・
絶好のクルーズ日和です。

ネーロイフィヨルドは、
「Viking Valley バイキングの谷」 とも呼ばれています。

このあたりから、
10世紀頃のバイキングの遺物が数多く発掘されています。
(2010年12月28日、2011年1月10日、2月9日のブログ参照 )

『フィヨルド』 は、
古ノルド語で 『渡る』 という意味の 『ファルズ』 が
語源であるという説があります。
(1月11日のブログ参照 )

勇猛なバイキングは、
複雑に入り組んだフィヨルドを縦横に移動していたのでしょう。

10世紀 ・・
コロンブスより遥か以前に、
すでにアメリカ大陸にまで航海していたともいわれてます。

往路、日陰だった 「バッカ村」 の教会が左舷に見えてきました。
(2月11日のブログ参照 )
白い木造は、19世紀ノルウェーの典型的な教会のスタイルです。

『フィヨルド クルーズ』 の小さな船とすれ違いました。
パシフィックビーナスは、分岐点まで戻り、
「ソグネフィヨルド」 の
もうひとつの支流 = 「アウランフィヨルド」 に向かいます。
jfk-world