「ソグネフィヨルド」 に入り、
その支流 「ネーロイフィヨルド」 を航行してきた
パシフィックビーナスは、
最奥部の村 = 「グドバンゲン」 に近づきました。
Gudvangen
グドバンゲン
陸路で 「グドバンゲン」 を訪れた場合、
ここが 『フィヨルド クルーズ』 の拠点となります。
グドバンゲンには大型船が着岸出来る桟橋がないため、
パシフィックビーナスは沖合いに 『碇泊 』 します。
『碇泊 (ていはく) 』 ・・
文字通り 『碇 (いかり) 』 を降ろして停船することですが、
パシフィックビーナスは、GPSにより、常に自船の位置を確認し、
自動操舵システムにより、 『碇 』 を降ろさなくても
定点に静止を続けることが出来るそうです。
ここから、鉄道の世界最高傑作といわれるフロム山岳鉄道に乗る
オプショナル ツアーに参加する乗客たちを、
クドバンゲンまで運ぶために 『テンダーボート』 が降ろされました。
(フロム山岳鉄道は追って紹介します)
『フィヨルド クルーズ』 は、
18世紀末に就航した郵便船にヒントを得て
始まったといわれています。
小さなテンダーボートの姿を眺めていると、
その頃の風景が偲ばれます。
陽が高くなり、船体を照らし始めました。
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