Ekasup Village
エカスップ村
バヌアツ共和国では、いまも 80を超える島々に
100以上の異なる部族が原始的な暮らしをしています。
そんなジャングルの暮らしを垣間見せてくれるのが、
ポートビラから車で 20分ほどのところにある
「エカスップ村 」 です。
注: 他の島からここポートビラのジャングルに
移り住んだ部族で構成される村
バヌアツは、『バンジージャンプ 』 の起源となった
成人へのイニシエーション (通過儀礼 ) で有名です。
注: 木のつるに縛られて高い木から飛び降り勇気を示す
ポリネシア人は海に強く、
メラネシア人はジャングルに強いといわれています。
バヌアツのジャングルには、
生きるための様々な知恵が受け継がれています。
歯でヤシの実の皮を剥ぐ ・・
これで歯を強くし、顎を鍛えます。
暮らしに必要なものは、すべて自然から授かります。
現在、人口およそ 25万人のバヌアツ共和国ですが、
ヨーロッパ人がやってくる前は 100万人以上と推定されています。
しかし、他の南太平洋の島々と同様に、
ヨーロッパ人がもたらした伝染病と
奴隷狩りのために人口は激減しました。
多くの人口を抱えていたかつてのバヌアツでは人の死に際し、
胴体は海に流し、頭蓋骨だけを残して故人を弔ったそうです。
埋葬のためにジャングルを切り開くことを避けるためです。
(火葬にしろ燃やすために多くの木材が必要となります )
勇壮な戦いの踊りが始まりました。
そして、フィナーレは村人全員で奏でる音楽です。
空き瓶を利用した楽器が独特の音色をジャングルに響かせます。
歌声は、南太平洋々の人々に共通する美声です。
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