ウクライナはキリスト教国。
正教（オーソドックス）が多数派です。
私たちが オデッサ を訪れた4月下旬、
イースター（復活祭）の
準備が始まっていました。
イースターの祝い方は
国や地域によって様々ですが、
私たちはこの時
おもしろい風習を目にしました。
ネコヤナギのような植物の枝を買い求め、
それを教会で清め持ち帰り、
イースターの日まで家に飾るというもの。
イースターは、
毎年日にちが決まっている訳ではなく、
春分の日のあとの満月から数えて
最初の日曜日が多いようです
厳しい冬が終わり、暖かな光の中で、
命が芽生える頃のお祝いなのです。
注： モアイで有名な イースター島 は、
1722年のイースターの日に
発見されたことが名前の由来。
さて、
ギリシャ正教 にルーツがある正教会。
聖書の物語りや聖人を描いた
イコン（聖画）は実に美しい。
ロシア革命後の一時期、
共産党政権は
反宗教政策を推し進めました。
教会は閉鎖され、破壊され、
多くの聖職者が処刑されました。
中国の文化大革命も同様ですね。
世界の多くの貴重な文化遺産が
地上から消えた理由は、
地震、台風などの自然災害はわずかで、
ほとんどが失火、戦災、
そして人為的な破壊です。
Gregorian
Moment of Peace
Enigma エニグマ の流れを汲む
ドイツのグループ。
2008年のライブから。
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