「皇帝のレストラン 」 には、
Steam Locomotive 蒸気機関車が
いまも大切に保存されています。
(10月26日のブログ参照 )
ニコライ2世を運んだSLはもう現存していませんが、
これは20世紀半ばにつくられたポーランド製のSLです。
貨物列車を牽引するSL ・・・
こちらも
同時期につくられたポーランド製です。
どちらにも
Polskie Koleje Panstwowe = P.K.P ポーランド国鉄の
エンブレムが付いています。
このSLは1940年代初頭のドイツ製 ・・・
客車は宿泊施設になっています。
(全部で4室 8人が泊まれる )
「皇帝のレストラン 」 はオーベルジュです。
(7月12日のブログ参照 )
SLに水を補給する給水タワーの中にも
2室設けられています。
SLホテルは日本にもいくつかありますが、
給水タワーの中の宿泊施設はめずらしいと思います。
これは、
高級スポーツカー ポルシェの開発者であり創業者でもある
Ferdinand Porsche
フェルディナンド・ポルシェ (1875年ー1951年 )
がヒトラーのためにデザインした客車です。
グループならこの客車を貸し切り、
ランチやディナーが楽しめます。
ちなみに、定員は約50名です。
(公式ウェブサイトより写真借用 )
また、1年に1度、世界遺産の森を駆け巡る
列車のツアーが催されているそうです。
運行管理の建物も忠実に再現されています。
高評価のポーランドとロシアの伝統料理 ・・・
食通も ・・・
鉄道ファンも満喫できる 「皇帝のレストラン 」 です。
jfk-world