
新旧の対比は、アデレードの魅力のひとつです。
開拓時代の面影をいまも大切に守り続けるアデレードの街並み ・・

19世紀初頭、
ヨーロッパから12000キロメートル以上も離れた南半球の大地に
理想郷を築き上げようとした入植者の 『想い 』 ・・

その 『想い 』 はヨーロッパの人々を惹きつけ、
多くの自由移民がアデレードに押し寄せました。

ここでのルールは、排他ではなく寛容 ・・

国家、民族を超え、宗教を超え、
共に理想郷の実現を目指す移民たちがこの街に集まり、
知恵を持ち寄り、協力し合い、独自の文化を育みました。


進取的な自由移民は古き良きものを尊重し、
新しき良きものをどんどんと取り入れ街を発展させました。


アデレードの街並みには、
19世紀から今日に至る時の流れが感じられます。

人々の想いが宿るひとつひとつの建物は、
そんな時の流れを慈しんでいるように見えます。
女性の参政権 (1894年 ) 、
そして、女性が財産を所有できる権利を
世界で最初に認めたのはこの街でした。
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