ロマンチック街道 で、
最大人数のスタッフが集結したのは、
この レジデンツ(ウィキペディア)
『領主司教館』の撮影時 ・・・
日本から7人、
ドイツ人のスタッフが12人、
そして、出演者2人の計21人でした。
実は、ミレニアム ・・・
つまり、2000年を境に、
海外の撮影現場に
ある変化がありました。
それは、ランチなどの休憩時 ・・・
以前は、日本人組と現地組に分かれ、
交流することは
ほとんどありませんでしたが、
2000年以降、
互いの談笑が盛んになりました。
その理由のひとつとして、
日本人の英語コンプレックスが
なくなったことが挙げられるのでは。
顕著な例では、
意味のない照れ笑いが
なくなりました。
また、イタリア、スペイン、
フランスなど、それまであまり
英語を話さなかった国の人たちが、
積極的に(英語を)
しゃべるようになった
ようにも感じます。
それが何故2000年だったのか ・・・
たぶん、ミレニアムという
新時代の気分がそうさせたのだと、
私は理解しています。
つまり、矜持 ・・・
もちろん、インターネットの普及で、
身近なサブカルチャーなど、
共通の話題が豊富になったことも
大きな要因だと思いますが ・・・
ともあれ、撮影現場での
スタッフ間のコミュニケーションは
一気に深まりました。
注:いま、海外の撮影現場では、
ロシア、東欧、中東、南米でも、
スタッフ間の公用語は
ほぼ英語です。
中国だけがちょっと例外かな。
私自身は、拙い英語ですが、
できるだけ多くのスタッフと
話することを心掛けています。
会話から生まれる発見は、
いつも想像を超えています。
さて、2000年を機に、
さらに楽しいものになった
海外の撮影現場 ・・・
思えば、ミレニアムから
間もなく四半世紀ですね。
Fair Warning
Burning Heart
フェア ウォーニングは
ドイツのハードロック バンド。
現在は解散。
2010年東京公演より。
JFK-World
とても良いお話ですね。
互いの共通語として英語を使い、言葉を交わし、意思疎通を図る。
それによって心も通じ合える。
本当に素晴らしいことだと思います。
わたしもアメリカに住んでいたとき、非英語圏出身の友人らと
お互いお国訛りの英語で話し、心を通わせ、
世界が広がったものでした。
今でもその時の友人である韓国人とはメールで連絡し合っています。
英語の苦手・嫌いな中高生に、英語が話せたらこんな良いこともあるんだよ、
と知ってほしいと思いました。
会話によって心が通う先には、良心があるような気がします。
大切なことですよね。
以前、このブログに書きましたが、私の場合、ビートルズが英語のハードルを下げてくれました。
♪I want to hold your hand♪
This is a pen. より心情がありました。
ちょうど英語を学び始めた頃、英語は手強くはないのだ ・・・ と。