
ベトナムのほぼ中央・・
ジャングルの中に静かに眠る 「ミーソン聖域」 ・・
2世紀後半から17世紀にかけてベトナム中部に栄えた
「チャンパ王国」 の聖域です。
1999年には世界遺産に登録されています。
撮影のためこの遺跡に到着したのは午後を遅く過ぎてから・・
観光客の姿はひとりもなく、生暖かい風だけが吹き抜ける
なんとも物悲しい場所というのが最初の印象です。
これまでにおよそ100ヵ所以上の世界遺産を撮影してきましたが、
これほど寂しい印象の世界遺産は、
後にも先にもこの 「ミーソン聖域」 だけです。

美しいレリーフに飾られていたであろう多くの建造物・・
しかし荒れるがまま・・の印象は否めません。
実は、「ミーソン聖域」 の荒んだ光景には深いわけがあります。
jfk-world