Mahatma Gandhi
マハトマ・ガンジー (1869年ー1948年 )
パキスタンとの国境に近い
インド北西部 グジャラート州の生まれ。
非暴力・不服従を貫き、
インドを独立 (1947年 ) に導いたヒンズー教の指導者。
最期は、同じヒンズー教徒に暗殺される。
有名な話ですが、『マハトマ 』 は本名ではなく称号です。
その意味は 『偉大なる魂 』 です。
ムンバイ に残る
ガンジーが1917年から1934年まで暮らした家 ・・・
いまは博物館として公開されています。
(2010年にはオバマ大統領が訪れている )
ここでガンジーは、インドのあるべき姿を思索し、
独立運動を主導しました。
多くの蔵書の中に、
ガンジーの言葉が掲げられています。
『真実の探求者のみが真実に到達する 』
『義務を遂行した者だけに与えられるのが権利である 』
壁に飾られているのは 『糸車 』 です。
古代よりインドの特産物であった綿糸を
紡ぐための道具です。
インド人の精神的なシンボルとして、
ガンジーは、一日に一度は糸車に触れたそうです。
(1931年に制定された旗 )
また、
独立運動を標榜する旗 (当時は国旗ではない ) には、
糸車がデザインされていました。
インドには、
3000年以上続く厳格な身分制度 『カースト 』 があります。
インドでは、街なかで、
物乞いや体の不自由な人をよく見かけます。
彼らの多くは、このカーストに入れない
『アウトカースト 』 と呼ばれる人々です。
ガンジーは、彼らを 『ハリジャン 』 と呼びました。
ヒンディ語の 『ハリジャン 』 は 『神の子 』 という意味です。
私たちが物乞いや体の不自由な人を見る時、
私たちの目には心が表れているはずです。
嫌悪、蔑視、憐憫、同情、慈悲など ・・・
彼らは、私たちの一瞬の感情の変化を感じ取ります。
つまり、私たちは彼らの審判を受けているのです。
だから、彼らは 『神の子 』 なのではないでしょうか。
私はそんなふうに思います。
地球を西へ ・・・
これまでに撮影・取材したおもしろい場所を紹介しています。
JFK-World
世界史の授業を思い出しながら読んでいます。写真と文が対をなしているのでわかりやすく、少しづつ読んでいます。
僕の文は未熟です。機会がありましたらご指導ください。