
イースター島の中心で唯一の村 = Hanga Roa ハンガロアにある
カトリック教会 ・・
(12月 13日のブログ参照 )

キリスト教的宗教観 ・・


そして、
ペトログリフを彷彿とさせるレリーフが一体となった
ユニークな外観の教会です。
注:ペトログリフ = 岩石や洞窟壁に刻まれた
古代の文字や図画など


教会の正面左には、
木の大きな十字架と岩の祠に囲まれたマリア像があります。

教会の中には、独特の偶像を見ることが出来ます。

地元の精霊などの信仰対象と
キリスト教が融合した独特の偶像は、
トンガ王国の教会でも見ることが出来ました。
(9月 20日のブログ参照 )

木彫りは、紛れもなくポリネシアの文化です。
イースター島に何故鉄器や銅器の文化が伝わらなかったのかは
不思議のひとつです。
このことによって、
岩で岩を削るモアイが生まれたとも考えられます。
(12月 5日のブログ参照 )
19世紀に始まったヨーロッパ人の接触により、
鉄器や銅器が伝わり、こうした偶像が生まれたのでしょう。

鳥人伝説もカトリック教会に受け入れられています。
(鳥人伝説については追って紹介します )

教会を離れた海岸沿いにも信仰心を見ることが出来ます。


あちらこちらに岩の祠がつくられています。

また、海を背に十字架が立てられています。
これは、かつてモアイの役割だったはずです。
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