
マーガレット・ミッチェル が暮らした家 ・・・

彼女はここで、
文庫本およそ5冊分に相当する長編小説
『風と共に去りぬ 』 を書き上げました。

1925年、

マーガレット・ミッチェルは2度目の結婚 ・・・

その新居となったのがこの家です。

1926年、
足を骨折した彼女は不自由な生活を強いられました。

そんな時、
夫の勧めで書き始めたのが 『風と共に去りぬ 』 です。

ベッドに伏しがちだった彼女に夫が掛けた言葉は、
『Write your own book to amuse yourself.
気晴らしに本でも書いてみたら ・・・ 』
だったそうです。

マーガレット・ミッチェルの暮らしぶりを
忠実に再現したというこの場所に来てみると、

あの大作が、
ありふれた日常の中で生まれたことがよくわかります。

何の気負いも野心もなく、

ただひたすら、
ほとばしる才能をタイプライターにぶつけた結果が、
世界中の人々をうならせる傑作となったのです。

マーガレット・ミッチェルが
この家に暮らしたのは1932年まで ・・・

その後、
『風と共に去りぬ 』 は1936年に出版 ・・・
翌年1937年、ピューリッツァー賞を受賞しました。

彼女にとって最初で最後の作品です。
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