
ギリシャの首都 アテネには、
2001年より何度か撮影に訪れています。

この写真は、2001年に撮影したものです。
アテネの象徴である 『アクロポリス 』 (1987年世界遺産登録 )
『アクロ 』 とは 『高い場所 』 、
『ポリス 』 は 『都市 』 を意味します。
10年という時間は、
このおよそ2500年の歴史を持つアクロポリスにも
少なからず変化をもたらしています。


今回も10年前とほぼ同じ季節の撮影でしたが、
『エレクティオン神殿 』 のまわりの草花が少なくなっていました。

もっとも大きな変化を感じたのは、
有名な 『カリアテッド ( 6人の女人柱 ) 』 です。



これはオリジナルではなくレプリカですが、
(オリジナルはアクロポリス博物館と
ロンドン 大英博物館に保存 )

顔の部分が崩れて、表情がほとんどわからなくなっていました。
(カリアテッドの後ろの黒いシートは修復のためのもの )
これは、酸性雨によるものだそうです。

(写真は2001年 )
時をおいて同じ場所を再び訪れてみると、
時間の流れを感じることがあります。
アテネの変化をいくつか紹介したいと思います。
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