「神学の間」に続いて、18世紀になってさらに増設された
「哲学の間」・・
まさに息をのむ美しさです。
蔵書の数は5万冊以上といわれています。
通常、「神学の間」「哲学の間」とも中に入ることは出来ません。
見学で許されているのは、入り口から中を覗き込むだけです。
私たちは、撮影のため特別に中に入れてもらいました。
近くで見ると、高い天井まで整然と並べられた蔵書に圧倒されます。
ほのかな書物独特の匂いも伝わってきます。
窓からの柔らかな光・・
その光に照らされてやさしく浮かび上がる天井のフレスコ画・・
蔵書の背は、金銀赤黒・・様々な色で受けた光を反射させます。
知識の研鑚は美しいことである・・
修道院ならではのそんな思いが象徴されています。
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