写真家からのメッセージは
「光韻」 ・・・
先日7月7日 正午頃、
新幹線の車窓から見た富士山。
最近は、
もっぱらこの八角弁当です。
さて、七夕の日の銀座 ・・・
和光6階、セイコーハウスホール。
ここで開かれていた
織作峰子 写真展 を見に行きました。
(公式ウェブサイト)
織作さんの作品は、
繊細で美しい ・・・
そして、
優雅です。
個展の中心は、
写真を金箔や銀箔に焼き付ける
"箔フォトグラフィ”
そこに、
織作さんご自身の手で絵筆が加わる。
旅のなかでめぐりあえた
情感あふれる日本の
素晴らしい風景を、
故郷に近い石川県金沢の
伝統技術である金箔や銀箔に
定着させる。
写真の中に記憶された光を、
箔がもたらす光によって追憶する。
私にとって「光韻」とは、
そうした重層的な光により、
人生の道程にきざまれた心象を、
あざやかな具象として
よみがえらせるための表現でした。
織作さんの言葉です。
食い入るように鑑賞していた
イギリス人のカップルは、
『日本人の感性は神秘的』
『写真というより絵画だね』
・・・ と。
今回はさらに、
能登半島地震復興支援
特別展示として、
織作さんが撮りためた
北陸の名匠の肖像と、
それぞれの作品が
紹介されていました。
織作峰子さん ・・・
作品と同様、凛としてとても美しい。
Carpenters
A Song for You
オリジナルは、
奇才 レオン・ラッセル です。
JFK-World
織作さんは、表現者として素晴らしい方であり、人柄も実に素敵 ・・・
あこがれです。
『洗いたての下着を身に着けた感じかな?』言葉は違うでしょうが
本人の声で こんなニュアンスのことを言いました。
当時はまだ 女性の生理用品をTVCMで流すことすら恥ずかしい時代でしたが
織作さんの美しさと 飾らない言葉に爽やかさを感じました。
織作さんの存在すら知らなかった私は なんときれいな人だろうと
当時思いました。織作さんの美しさはミス日本代表を務めるほどだったのですね。
今は60才を過ぎた歳ですが 今なお美しい人です。
久しぶりに織作峰子さんの名前を思い出しました。
ありがとうございます。