多くの日本人移民が暮らした町 ・・・
(ハワイ島全図 )
ヒロから北へ ・・・
「Honomu ホノム 」 ・・・
一年中北東から吹く貿易風 ・・・
ハワイ語の 『Hono ホノ 』 の意味は 『海 』 とか 『湾 』 ・・・
「Honomu ホノム 」 は 『荒れた海 』 という意味だそうです。
(ちなみに Honolulu ホノルル の意味は 『穏やかな海 』 )
いまは人口500人ほどの小さな町 ・・・
時おり見かけるドライブの途中に立ち寄る観光客の姿 ・・・
ここは、かつて、サトウキビ プランテーションで働く
日本人移民が多く暮らした町です。
(20世紀初頭のホノムの病院 )
19世紀末から20世紀初頭にかけて、
労働力としてやって来た
日本人、中国人、ポルトガル人、スペイン人 ・・・
(1956年の写真 日系移民のホノム少年野球チーム )
勤勉だった日本人は、
移民のリーダー的役割りを果たしました。
『HONOMU ODAISHISAN ホノム お大師さん (空海 ) 』
と書かれた真言宗の寺 ・・・
この町では、盆踊りなど日本の文化がいまも残っています。
『石郷 』 だったのでしょうか、それとも 『石子 』 ・・・ ?
歴史の忘れ形見のようなホノムの町に、
1910年に日本人が開業した雑貨店が営業を続けています。
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