
1954年から1955年にかけて、
パリの日常を撮り続けた写真家がいます。

木村 伊兵衛 (きむら いへい 1901年ー1974年 )
さりげない日常を切りとることを
テーマとしていた写真家が撮ったパリ ・・

当時開発されたばかりの 『カラー フィルム 』 を携えて、
日本人の感性で捉えたパリの風景は、
一枚一枚がまさに印象派の絵のようです。

人々の営みが長い年輪となって刻み込まれた街 ・・

あたりまえの風景にさえ魅了されます。


多くの芸術家をひきつけてきた街 ・・

街そのものが芸術であるともいわれます。


一日の時間の流れも表情に変えてしまう街 ・・

『心の目でものを見る 』 という言葉があります。
心の目で見た風景が、目を開けるとそこに広がっている ・・
パリは、そんな印象の街です。
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