
京都 東山区山城町 ・・・
(8月5日のブログ参照 )
花街 宮川町に程近い 「あじき路地 」 ・・・
(6月8日のブログ参照 )

安食 弘子 (あじき ひろこ ) さん
路地の大家さんです。

安食さんが受け継いだ時、100年以上の歴史を誇る路地は、
住人も疎らな荒れ果てた状態だったそうです。

(銭湯と右のビルとの間が路地の入り口 )
入り口には銭湯 (大黒湯 ) ・・・

路地から見上げればその煙突 ・・・

井戸 ・・・

お地蔵さん ・・・

(路地の入り口から奥を望む )
安食さんは、京町家の情緒あふれるこの路地を、
若いクリエーターたちの住まいとし、
アトリエとして活用してもらうことを計画 ・・・
(職住一体 ・・・ 京町家の古くからの姿 )

安食 盛夫 (あじき もりお ) さん

ご子息も加わり、
まず朽ちかけた家屋の再生から着手しました。

(路地の奥から入り口の方を望む )
美しい弁柄格子 (べんがらごうし ) がよみがえり、
2004年、ものづくりに夢を抱く若者たちを公募 ・・・

(路地の入り口から奥を望む )
6軒に対して、120人以上の応募がありました。

(安食さんの著書 『あじき路地に暮らす 』 より )
安食さんは 『お見合い 』 と言います。
書類選考でまず20数人に絞り込み、実際に会って、
彼らのものづくりに寄せる思いの強さや夢の大きさを、
安食さん自身の感性で見極めました。
こうして、 「あじき路地 」 に暮らし、
ここを創作の場とすることとなった若きクリエーターたち ・・・

路地は、夢の工房に生まれ変わりました。
jfk-world