今回の渡仏の目的は、
パリとニースに生活の拠点を置き、インターナショナルな
芸術都市 南フランスのコート ダジュール・モナコを中心に、
ヨーロッパにおいて日本と西洋を融合させるべく
芸術活動を続けている
YOKO GRANDSAGNE ヨーコ・グランサーニュ さんの作品を、
高精彩、超高画質映像で撮影することでした。
YOKOさんの創作の原点は、
尾形 光琳 (おがた こうりん 1658年ー1716年 ) に代表される
日本伝統の造形芸術の流派 『琳派 』 です。
YOKOさんは、 『RIMPA ART 』 という芸術領域を創造し、
日本古来の創作世界のすばらしさを
世界に発信している芸術家です。
(3月7日のブログ参照 )
<作品タイトル>
IRIS - hommage à Ogata Korin
アイリス・尾形 光琳へのオマージュ (賛辞 )
YOKOさんは、14才の時、
偶然目にした尾形 光琳の絵に衝撃を受け、
芸術家への道を志したそうです。
その後、国立京都教育大学、パリの国立芸術大学で学び、
『琳派 』 の流れを汲むその独創的な創作の世界を極め
現在に至っています。
※参照
尾形 光琳
燕子花図 (かきつばたず )
<作品タイトル>
IRIS - Souffle divin
アイリス・神の息吹き
YOKOさんの解説によると、
『IRIS アイリス 』 は 『燕子花 かきつばた 』 と訳されます。
<作品タイトル>
MIYABI
雅
<作品タイトル>
MER et SOLEIL LEVANT
海と昇る太陽
フランスでは、 『SOLEIL LEVANT = 日の出ずる国 』 ・・
つまり、 『日本 』 と同意語だそうです。
この作品は、東日本大震災へ義援金を募ってくださった
モナコ公国のアルベール2世大公に、
YOKOさんからのお礼の気持ちとして献上されました。
義に対しては礼を尽くす ・・
日本人の高邁な 『心 』 を感じます。
『海と日本 』 とも訳すことが出来るこの作品 ・・
東日本大震災を思い起こしながらこの作品を見つめていると、
そこに様々な物語りがよみがえり、
とても厳かな気持ちになりました。
ニースのYOKOさんのご自宅には、たくさんの作品が飾られ、
穏やかな波動が流れていました。
ご夫妻から温かい晩餐のおもてなしを受けました。
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