フィールディングの街で、
丹念に修理を施され復活を待つ蒸気機関車・・。
「ソサエティ」と呼ばれるボランティアグループの
人たちの手によって、命が吹き込まれていきます。
いつまでに修理を仕上げなければならない・・
という緊張感はなく、誰かが時間のあるとき
自分の出来る範囲で修理を施していく・・
という感じです。
話を聞くところ特にメカニックの専門家がいるわけではなく、
ボランティアのメンバーたちが意見交換しながら、
創意と工夫で修理を仕上げていくのだそうです。
古いものを大切にしたい・・
それがメンバーに共通している意識なのでしょう。
利便性や効率だけでは語れない魅力が古いものには宿っている・・
メンバーの一人はそう語っていました。
そこには、「もったいない」という言葉だけでは
片付けられない優しさが感じられました。
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