
緩やかなカーブを描く Stikliu Street スティクリュ通り ・・・
ガラスはリトアニア語で stiklas スティクラス ・・・
つまり、この通りは 『ガラス通り 』 ・・・

この界隈に暮らしていた多くのユダヤ人が、
ガラスづくりを生業としていたことに由来します。
京都などもそうですが、古い街は、
地名から歴史を想像するおもしろさがあります。

さて、ここに、
リトアニアを代表するアーティストのギャラリーがあります。

terra recognita galerija

ラテン語を用いたその名前は、
『地球の記憶 』 という意味だとか。

Saulius Vaitiekunas
アーティスト サリエス・ヴァイクエス さん (1953年ー )
(リトアニア語の発音は非常に難しく、
聞いた音を表記するとこうなる )

(ヴァイクエスさんの作品 ご本人より写真提供 )
Green wood-white sea というタイトルの作品。
たくさんのガスマスクがモチーフに使われています。

(ヴァイクエスさんの作品 ご本人より写真提供 )
こちらは Message という作品です。

リトアニアからモダンアートを発信するヴァイクエスさんは、
これまでに世界100カ国以上で作品を発表してきました。

ビリニュス ガラス通りのヴァイクエスさんのギャラリー ・・・

私は、

何故か海の底を感じました。

ヴァイクエスさんがここで発表しているのは、

リトアニア産の素材でつくったアクセサリーです。

こちらは、バルト海の石 ・・・

リトアニアでは、
海から採取される穴の開いた石は幸運をもたらす
と信じられているそうです。
JFK-World