戦国武将
筒井 順慶(つつい じゅんけい)
が16世紀末に建てた 郡山城。
(資料写真)
2013年から始まった
発掘、調査、整備により、
(資料写真)
4年の歳月をかけ
天守台がよみがえりました。
忠実に復元された石垣 ・・・
それは、
野面積み(のづらづみ)といわれる
石を積み上げるだけの
シンプルな方法でつくられています。
(資料写真 一旦取り払われた転用石)
そして、遺跡や神社仏閣などからの
転用石が数多く見られます。
文字が彫られている石 ・・・
礎石と思われるもの ・・・ など。
中でも、もっとも有名な転用石は
『さかさ地蔵』 ・・・
お地蔵さんです。
ボランティアガイドの方の話によると、
(郡山城の)築城が始まったのは
戦国時代の末期 ・・・
いたるところに破壊された建造物があり、
手っ取り早く
そこから石を調達したのでは ・・・ と。
納得できる話です。
また、天守台からは、
東に奈良(の都)が一望できます。
若草山 ・・・
興福寺に 東大寺 ・・・
やや北に平城宮跡 ・・・
南に葛城山(かつらぎさん)が望めます。
このブログでは、これまでに
いろいろな 城 を紹介してきました。
それぞれに謂れがありおもしろいですね。
Alison Krauss
Shawn Colvin, Jerry Douglas
The Boxer
ジャンルでいえば
ブルーグラスでしょうか。
サイモン&ガーファンクルの名曲です。
JFK-World
積み木といい、何かを積み上げることには達成感がありますね。
実際に石を積み上げていた人たちも、きっとどこか楽しかったのでは。
いつも楽しみにして拝見させて頂いてます。
姫路城の石垣では、古墳の石棺が積石として多く転用されていましたが
仙洞御所では「一升石」と呼ばれる石が敷き詰められた「洲浜」をみました。
「さかさ地蔵」は見ていて、何とも言えない気分です。
必要であっても「さかさ」にしないで欲しかったです。
さすがいろいろおもしろいものを見ていらっしゃいますね。
さかさ地蔵 ・・・ 戦国時代だからでしょうか。
正邪善悪がどうでもよくなってしまう ・・・
いまのロシアとウクライナのように。