今年 8月の旅 は、
鳥取の次に津和野へと移動 ・・・
到着後、
まず 津和野城跡 を訪れました。
(ウィキペディア)
全国に点在する城跡 ・・・
古戦場ではありませんが、
私は城跡に来ると
芭蕉の句を思い出します。
―夏草や 兵どもが 夢の跡―
情景に寄り添うことが多い
芭蕉の句の中で、
『人間』を詠った一句 ・・・
この句には、夏草に人心を投影した
飛躍のおもしろさがあります。
わずか17文字に込められた
壮大な物語り ・・・
芭蕉は、現代でいえば
超優秀なコピーライターでしょうか。
その言葉の魔術は『奥の細道』 にも ・・・
(このタイトルからしてすごい!)
―月日は百代の過客にして
行き交ふ年もまた旅人なり―
なんと小気味よい言葉の響き ・・・
そして、端的で言い得て妙な言葉の選択。
”月日は百代の過客” ・・・うーん。
思わずうなってしまいます。
私は芭蕉に憧れます。
作品はもちろんですが、
むしろその生き方に ・・・
―舟の上に生涯を浮かべ、
馬の口とらへて老いを迎ふる者は、
日々旅にして旅を栖(すみか)とすー
―古人も多く旅に死せるあり―
つまり、覚悟を決めた生き方ですね。
谷村新司
♪いい日旅立ち♪
1978年 ディスカバージャパン ・・・
国鉄のキャンペーンソングでした。
JFK-World
変えないことは、変えることより難しいかも知れませんね。
山陰の小京都…と言われてますね。
芭蕉と津和野のことは、知りませんでした。
森鴎外のことばかり、浮かびます。
お恥ずかしい話です。
改めて、句を詠むと、芭蕉の偉大さがわかります。
私も久々に訪問しました。
こちらこそよろしくです。
永く訪ねていませんが、
再訪したい地ですね。
UPに感謝です。
ありがとうございました。
それでは本日もよろしくです😃😃