JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Montparnasse モンパルナス 1

2020年05月26日 | ヨーロッパ
(2017年に撮影)
高さ210m ・・・



『パリはニューヨークとは違う。
パリはパリのままでなければいけない』



そんな反対派を押し切って、



フランスでエッフェル塔に次ぐ
2番目の高層建造物として、1973年に
完成したモンパルナスタワー ・・・


(モンパルナス墓地から望む)
モンパルナスタワーの出現は、


サンジェルマンデプレ より望む)
モンパルナス地区の雰囲気を
一変させたと思います。



"École de Paris エコール ド パリ"
日本語では 『パリ派』 と訳されます。
ボヘミアンとも呼ばれた非フランス人の
芸術家集団を表す言葉 ・・・


(20世紀初頭のモンパルナス地区)
1900年頃 モンマルトル で始まった
エコール ド パリの活動 ・・・


(同じくカフェ)
1910年頃からその中心は
モンパルナスに移り始めました。


(同じくカフェ)
1970年代、初めてパリを訪れた私は、
モンマルトル、モンパルナスを
夢中で駆け回りました。



エコール ド パリへの憧れ ・・・
モンマルトル、モンパルナス ・・・
何とも響きのいい名前 ・・・



その頃、モンパルナスタワーは
もうそびえていました。



『描いていたモンパルナスの
 イメージにはそぐわないなあ』
そんな感想を持ったことを
鮮明に覚えています。



さて、1920年代に全盛だった
モンパルナスのエコール ド パリは、
その後
サンジェルマンデプレ へと移動しました。



そして1980年代になると、私の興味も
サンジェルマンデプレ に向かいました。

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2 コメント

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Unknown (みこと)
2020-05-26 09:40:52
懐かしさのあまり食い入るように見てしまいました。特に墓地からの眺めは感動的でした。この眺めは30年経っても一緒ですね。

80年代にモンパルナスまで歩ける場所に住んでいました。

私の第一印象も「これがモンパルナス?」というものでイメージとのギャップを強く感じました。

もう当時はその手のものはサジェルマンデプレだったんですね。街の勢いと人の集まり方が全然違っていました。

プチタイムトリップができました。ありがとうございます。
返信する
Unknown (JFK)
2020-05-26 10:34:43
みことさん、コメントをありがとうございます。
私の方もNZの記事が懐かしいです。
これからもよろしくお願い致します。
返信する

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