今年、ブータン王国の若き国王が来日し、
『世界一幸福な国 』 という言葉が話題になりました。
また、国王という存在が、一国のイメージを形成する上で
いかに重要な要素であるかということも私たちは知りました。
実は、あまり話題になりませんでしたが、
イギリスのシンクタンクの調査で、
2007年 バヌアツ共和国が 『世界一幸福な国 』 に
選ばれたことがあります。
国王 (メッセンジャー ) を持たないバヌアツ共和国では、
そのことを広く知らしめる最良の方法が
見つからなかったのでしょう。
この事実は、あまり世界に知られていません。
イギリスのシンクタンクが
バヌアツを 『世界一幸福な国 』 とした理由は、
豊かな自然に恵まれていること ・・
そして、 『分かち合う 』 ということが人々の意識の中に
あたりまえのことのように浸透していることを挙げています。
80を超える島々で、
いまも多くの人々が原始的な暮らしを続けているバヌアツでは、
生きるためには 『分かち合う 』 ことが何よりも大切で
あることを誰もが知っています。
日本の豪華客船 パシフィックビーナスが停船するポートビラ湾に
夕暮れが訪れました。
一瞬、
ブルーを残しながら
オレンジ色が西の空に美しいアクセントつけました。
その後、空は茜色に染まり、
ゆっくりと暮れていきました。
まだ青みを残す東の空 ・・
パシフィックビーナスは、この日ポートビラ湾に停泊しました。
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