桂川に渡月橋 (とげつきょう ) が架かる嵐山 ・・・
京都の中心からクルマでわずか20分 ・・・
ここは、 「嵯峨野 」 の南西の起点です。
嵯峨野 小倉山から東の方向には、
東山三十六峰が見渡せます。
当然のことですが、
東山からは嵐山方面が一望出来ます。
京都の見所は、
ここから見える範囲にほぼ収まっています。
このコンパクトさも京都の魅力のひつでしょう。
さて、嵯峨野 ・・・
嵯峨野は、
平安時代から貴族たちの保養地だったそうです。
(嵯峨野路から小倉山を望む )
西行法師 (1118年ー1190年 ) はここに庵を結び、
(2014年5月26日のブログ参照 )
藤原 定家 (ふじわらのさだいえ 1162年ー1241年 ) は、
ここで百人一首を編纂したと伝えられています。
小倉山の麓には、
常寂光寺 (じょうじゃっこうじ ) ・・・
二尊院 (にそんいん ) ・・・
どこかロマンチックな名前の響きが旅情を誘います。
東に向かえば清涼寺の仁王門 ・・・
そして、愛宕山 (あたごやま ) を望む田園風景 ・・・
(5月3日のブログ参照 )
鉄塔や電線のない光景が気持ちいいです。
さらに、広沢の池 ・・・
『日本のため池百選 』 に選ばれています。
また、嵯峨野は、松尾芭蕉が何度も足を運び
『嵯峨日記 』 をしたためた場所 ・・・
芭蕉ゆかりの草庵が残っています。
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