少し以前のことになりますが、
ベネチアをベースに活躍する
「Costumista 衣装デザイナー 」 に
インタビューを行ったことがあります。
シンプルなネーム プレート ・・
狭い路地の向こうには、
瀟洒な中庭 ・・
ここがアトリエです。
衣装デザイナー
Stefano Nicolao ステファノ・ニコラウ さん ・・
『人は過去に学ぶ ・・ 』
これがニコラウさんの哲学です。
『時には、
日本の着物からも創作のヒントを得る ・・ 』
また、
『歴史絵巻そのもののベネチアは、
衣装デザイナーにとって最高の環境である ・・ 』
とニコラウさんは語ってくれました。
登場人物の社会的地位や性格、年齢 ・・
さらには感性を補足的に表現する 『衣装 』 ・・
ニコラウさんのアトリエでは、
役者が役柄になりきって演技が出来るように、
着心地への配慮を欠かさないそうです。
ニコラウさんのデスクの横に、
ニコラウさんのチームが携わり、
アカデミー賞 衣装デザイン部門にノミネートされた
映画 『エリザベス 』 のポスターが飾ってありました。
(1998年 イギリス映画 )
映画の中で、
ケイト・ブランシェットが実際に着用した衣装 ・・
意外と小柄でした。
jfk-world