
Johannes Vermeer ヨハネス・フェルメール (1632年ー1675年)
レンブラントと並んで、
17世紀のオランダを代表する画家の一人です。
寡作な画家であり、
生涯にわずか30数点の作品しか残していません。
アムステルダム国立美術館には、
そんなフェルメールの貴重な作品 4点が展示されています。
(6月20日のブログ参照 )

1960年頃に描かれた 「牛乳を注ぐ女」 は、
フェルメールのもっとも有名な作品のひとつです。
緻密な空間構成と、光を表現した細やかなディテールが
フェルメール独自の静謐で写実的な世界を支えています。

じっと見ていると、注がれるミルクだけが動いて見えます。

1658年頃の作品 「小路 」

フェルメールの2点しか現存しない風景画のうちのひとつです。

フェルメールの故郷 = デルフト (オランダの南 ホラント州) を
描いた作品といわれていますが、
架空の場所であるという説を唱える識者も数多くいます。
ちなみに、フェルメールは、生涯故郷 = デルフトで過ごしました。
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