散策に程よい大きさのヘルシンキは、
いちばんの繁華街 = エスプラナディ通りから歩いていけるところに
美しい建物に囲まれた広場があります。
(8月14日のブログ参照 )
Senaatintorilla 元老院広場
広場には、およそ40万個の御影石が敷き詰められています。
中央には、
ロシア皇帝アレクサンドル2世 (1818年ー1881年) の
像が立ちます。
フィンランドのロシアからの独立後も (1917年) 、
かつての為政者の像を残すところに
フィンランド人の寛容さが伺えます。
アレクサンドル2世は農奴を解放した皇帝です。
(しかし、農民暴動を鎮圧することは出来ず、最期は暗殺です)
歴代のロシア皇帝の中で、人気の高い皇帝のひとりです。
銅像を残すことは、農奴解放への敬意の表れかもしれません。
元老院広場は、
ドイツ出身のカール・ルートヴィッヒ・エンゲルが設計 ・・
ネオ・クラシック様式の建物に囲まれた美しく壮麗な雰囲気です。
広場から見上げるように、
ヘルシンキのランドマーク = ヘルシンキ大聖堂がそびえます。
港からも、その端整な佇まいを望むことが出来ます。
(8月7日、8日のブログ参照 )
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