
「アイノラ 」 から少し離れた湖畔に 「サウナ小屋」 があります。
(9月 6日のブログ参照 )

サウナはフィンランドが発祥で、2000年前にさかのぼります。
古くは戦地にまで簡易のサウナを持って行ったといわれるほど、
フィンランド人にとっては生活に不可欠なものです。


現在は電気サウナが主流ですが、伝統的なサウナは、
白樺の薪で熱した石に水をかけて水蒸気を発生させる
「スモーク・サウナ」 といわれるものです。

フィンランド人が 「サウナの魂」 と呼ぶこの水蒸気には
様々なアロマ成分が含まれ、心身を癒してくれます。
サウナは、ひとりの時は精神をリラックスさせる瞑想の場として、
また家族や大勢で入る時は
コミュニケーションの場として利用されます。

シベリウスが最愛の家族とサウナで過ごした至福の時は、
想像に難くありません。
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