京の六地蔵めぐり

（西国街道　浄禅寺 じょうぜんじ ）
1157年、後白河天皇は平清盛に勅命し、
小野篁 （おののたかむら ） 作の六体の地蔵菩薩を
街道の入り口に分祀させました。
（7月29日のブログ参照 ）



京都では、8月22日と23日、



それぞれ六角堂に祀られた
この六体の地蔵菩薩を巡拝する
「六地蔵めぐり 」 が行われます。


（丹波・山陰街道　地蔵寺 じぞうじ ）
街道の京への入り口で、





往来する旅人の安全を見守り、


（周山街道 しゅうざんかいどう　源光寺 げんこうじ ）
都人に安寧をもたらしてくださる地蔵菩薩 ・・・


（鞍馬街道　上善寺 じょうぜんじ ）
ゆっくり時間をかけて、





六体の地蔵菩薩に
感謝の気持ちを捧げる六地蔵めぐり ・・・


（東海道　徳林庵 とくりんあん ）
800年以上続く京の伝統行事です。



各寺で授与される
六種のお幡 (はた ) を家の入り口に吊すと、
十種の福を得るといわれています。

一、女人安産 （にょにんあんざん ）
二、身根具足 （しんこんぐそく ）
三、諸病悉除 （しょびょうしつじょ ）
四、寿命長遠 （じゅみょうちょうおん ）
五、聡明智慧 （そうめいちえ ）
六、財宝豊か
七、衆人の愛敬
八、五穀豊穣 （ごこくほうじょう ）
九、神明の加護
十、大菩提をさとる （だいぼだい ＝ 真理 ）
（京の六地蔵めぐり しおりより ）

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