
おとぎの国のような小さな町 Chinon シノン ・・・

ロワール渓谷の西 ・・・

深い森に抱かれるように佇む
「Chateau d'Usse ユッセ城 」 ・・・

15世紀から
何人もの貴族の手を渡り今日に至ったユッセ城には、
古典、ゴシック、ルネサンスなど
様々な建築様式を見ることが出来ます。
(現在は名門貴族 Famille de Blacas ブラカス家の所有 )

フランス王の居城とは少し趣を異にするユッセ城は、
王侯貴族のサロンとしての役割りを果たしてきました。

18世紀 啓蒙思想の時代には、
ヴォルテールなど多くの思想家がユッセ城に招かれました。
(2012年5月14日のブログ参照 )
このあたりはシュノンソーの歴史に似ているといえます。
(7月17日のブログ参照 )

Charles Perrault
シャルル・ペロー (1628年ー1703年 )
フランスの詩人・作家。
招かれたかどうかは定かではありませんが、
彼は、ユッセ城からひらめきを得て、
あの有名な童話 『眠れる森の美女 』 を
書き上げたといわれています。

童話にあやかってか、
ユッセ城内のチャペル ウェディングは人気だそうです。

城の前を流れるのは
ロワール川の支流 『Indre アンドル川 』 ・・・
自転車が好きなフランス人 ・・・
ここは格好のサイクリングコースです。
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