JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

市民会館

2009年06月09日 | ヨーロッパ

20世紀初頭フランスで起こったアール・ヌーヴォーの波は
プラハにも伝播し、新市街の共和国広場に市民のための
文化施設がアール・ヌーヴォー様式で建てられました。
「市民会館」 です。

フランスではアール・ヌーヴォー(新しい芸術)
ドイツではユーゲント・シュティール(若い様式)
オーストラリアではゼツェツィオン(分離派)

どれも20世紀初頭のヨーロッパを席巻した新しい建築様式です。

建築=アーキテクチャーとは、語源はギリシャ語で
アルキ・テクトン・・つまり 「第一の技術」 を表します。



市民会館は1912年に完成・・
音楽ホールや展示会場からなる文化施設です。
プラハ最大のコンサートホール 「スメタナ・ホール」 は
この市民会館の中にあります。
「プラハの春音楽祭」 の開幕式に使われ、
毎年スメタナの 「わが祖国」 がここで演奏されます。

プラハのアール・ヌーヴォーを代表する建物といわれています。


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