20世紀初頭フランスで起こったアール・ヌーヴォーの波は
プラハにも伝播し、新市街の共和国広場に市民のための
文化施設がアール・ヌーヴォー様式で建てられました。
「市民会館」 です。
フランスではアール・ヌーヴォー(新しい芸術)
ドイツではユーゲント・シュティール(若い様式)
オーストラリアではゼツェツィオン(分離派)
どれも20世紀初頭のヨーロッパを席巻した新しい建築様式です。
建築=アーキテクチャーとは、語源はギリシャ語で
アルキ・テクトン・・つまり 「第一の技術」 を表します。
市民会館は1912年に完成・・
音楽ホールや展示会場からなる文化施設です。
プラハ最大のコンサートホール 「スメタナ・ホール」 は
この市民会館の中にあります。
「プラハの春音楽祭」 の開幕式に使われ、
毎年スメタナの 「わが祖国」 がここで演奏されます。
プラハのアール・ヌーヴォーを代表する建物といわれています。
jfk-world