カフェは、それぞれの国の生活スタイルを象徴する
バロメーターかもしれません。
どこの国も、最近はスターバックス式のカフェが主流ですが、
ヨーロッパの街には、時間と空間を楽しむカフェのスタイルが
いまも数多く残っているように思います。
ひしめき合うように
小さな椅子が通りに向かって並ぶパリのカフェ・・
歴史的な曰くに満ちたベネチアのカフェ・・
ずっと昔からのスタイルを守っているウイーンのカフェ・・
などなど、古いカフェには独特の 「味・趣」 があります。
プラハのカフェ・・
アール・ヌーヴォーのインテリアは、
ただそこに身を置くことに意味が見出せる 「寛ぎ」 の空間です。
日本では、
個性やこだわりを持ったカフェが少なくなってきています。
それは、個性やこだわりが尊重されなくなってきたことの
表れでもあるのでしょう。
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