左右対称 (を目指したと思われる ) の 『木 』 は、
全長約95メートルです。
さらに、『オウム 』 がモチーフといわれているこの地上絵は、
全長がおよそ200メートルもあります。
誰もが抱くのは、
ナスカの地上絵はどうやって描かれたのか ・・
という疑問ではないでしょうか。
現在主流となっているのは、
縮図を元に 『相似拡大法 』 が用いられたという説です。
実際に、
中心点で使ったと思われる木の杭が発見されています。
一方、飛行物体の滑走路とおぼしき不思議な直線や、
(宇宙飛行士と名づけられている 身長約20メートル )
人間以外の生命体を
描いたと推測される絵柄の存在などから、
ナスカの地上絵は地球に飛来した異星人が描いた ・・
という説が過去に支持された時代がありました。
(1960年代 主に考古学以外の分野で ・・ )
その説はさらに飛躍し、
地上絵は宇宙船 (UFO ) が着陸するための目印であり、
宇宙に向けてのメッセージでもあると説きました。
(地球観測衛星の画像 ウィキペディアより )
1970年代以降、地球観測衛星の進歩により、
宇宙空間から撮ったフマナ平原 (ナスカ ) の画像を
検証することが可能になりました。
残念ながら、
そこに地上絵を見ることは出来ませんでした。
その後、 『異星人説 』 は影を潜めるようになりました。
(別角度の画像 )
地上絵に替わって人々を驚かせたのは、
およそ50kmにもおよぶ複数の直線の存在です。
(50kmはだいたい直線で東京駅から横須賀までの距離 )
起伏のある大地に、
どうやって完璧な直線を描くことが出来たのか ・・
また、何のために ・・
マチュピチュ遺跡と同様にナスカの地上絵もまた、
新たな事実が発見される度に謎が深まっていきます。
『まだ知られていない地上絵がたくさんあるんだよ ・・ 』
と言って、パイロットは少し離れたところまで
セスナ機を飛ばしてくれました。
そこにあったのは、明らかに 『顔 』 を表した地上絵 ・・
『謎解きに挑戦してみる ? 』
と語りかけているように見えました。
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