キリスト教において (ここでは主にローマン カトリック ) 、
宗教画 と同様に、大聖堂や礼拝堂には欠かせない
Altarpiece 祭壇画
ディジョン美術館 には、
見応えのある多くの祭壇画が
収蔵されています。
15世紀 スイスの教会を飾っていた祭壇画 ・・・
4人の教会博士が描かれています。
注: 教会博士とは、卓抜した学識を持ち、
偉大な業績を残した聖人に贈られる称号。
トリプティクと呼ばれる3枚続きの祭壇画 ・・・
3つの物語りで構成されます。
これは、16世紀、現在のベルギー アントワープの
教会を飾っていた祭壇画です。
向かって左から、
イエス降誕、礼拝、割礼、の様子が描かれています。
1945年 戦禍の中、
この祭壇画は連合軍によって保護されたそうです。
注: トリプティク
英語 = Triptych 仏語 = Triptyque
(資料写真 )
北フランスにある 聖ベルタン修道院跡 ・・・
(1850年の様子 ウィキペディアより写真借用 )
フランス革命、そして第2次世界大戦で廃墟となりました。
Saint Bertin
聖ベルタン (615年ー709年 )
献身的な布教活動で知られる聖人です。
(現在 資料写真 )
聖ベルタンを祀るこの修道院 ・・・
祭壇画ではありませんが、16世紀前半から
そのファサードを飾っていたのがこの絵です。
2枚のパネル 4枚の絵には、
それぞれ 聖ベルタン の伝説が描かれています。
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