デジョン美術館 のコレクション ・・・
16世紀、現在のベルギー アントワープの教会を飾っていた
Altarpiece 祭壇画
木彫り (オーク ) のレリーフです。
テーマは
La Passion du Christ
イエスの受難です。
表情まで見て取れる緻密さ ・・・
これは、
アントワープの ギルド が寄贈したものだそうです。
こちらは、
ディジョン郊外にあった シャンモル修道院 を
飾っていた祭壇です。
つくられたのは14世紀末 ・・・
18世紀末には サン ベニーニュ大聖堂 に移されました。
テーマは、やはり イエスの受難 ・・・
祈り ・・・
埋葬が表現されています。
これは、
ディプティック という祭壇にも見られる形式です。
二連板または対幅形式と訳されます。
14世紀末につくられたもので、
受難や、
最後の晩餐 が象牙に彫られています。
絵画を鑑定することは難しいですが、
レリーフの場合、
その緻密さは一目瞭然ですね。
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