大きな石橋を渡ると路地が現れました。
(11月28日のブログ参照 )
「朱家角鎮 しゅかかくちん 」
『鎮 ちん 』 とは、中国行政区の呼称のひとつで、
日本で言う 『村 』 や 『町 』 にあたります。
中国古典笛 (葫芦糸 フールース ) の音色が、
路地散策には最高のBGMでした。
かつては物資を運ぶために利用された水路は、
いまは観光のハイライト・・
船頭さんの動きに身を任せ、
左右に揺られながらの心地よいクルーズ ・・・
橋をくぐる度に、
風景がすこしずつ変化していきました。
『南無阿弥陀仏 』 の文字が読み取れるのは、
建立されたのが14世紀という
『園津禅院 えんしんぜんいん 』
舟を降りて訪ねたのは、
『城隍廟 じょうこうびょう 』
英語での表記は
『City God Temple シティ ゴッド テンプル 』 ・・・
つまり、町の守り神 ・・・
日本で言えば 『鎮守社 』 のような存在 ・・・
中国でよく見かける道教の寺院です。
商売繁盛を願うそろばんは、この寺の宝物のひとつです。
念願成就から無病息災 ・・・
いわば万能のお寺です。
神々しさを感じるものの前では頭を下げるのが人の常 ・・・
お参りを済ませたクイーン メリー 2 のゲストが
城隍廟から出てきました。
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