1757年の絵 ・・・
テュイルリー宮殿
1843年の絵 ・・・
庭園で過ごす人々が描かれています。
1860年の写真 ・・・
テュイルリー宮殿の正面に凱旋門が立っています。
この凱旋門、 コンコルド広場 (オベリスクが見える ) 、
そしてもうひとつの 凱旋門 は
一直線に並んでいます。
(手前がテュイルリー宮殿、奥がルーブル宮殿 )
1863年の絵 ・・・
凱旋門は、テュイルリー宮殿と
ルーブル宮殿の間に立っていることがわかります。
それは、1808年に完成した
Arc de triomphe du Carrousel
カルーゼル凱旋門
対ロシア、オーストリアなどと戦い勝利した
ナポレオンの武勲を称えるために建てられました。
しかし、ナポレオンは
『余の功績はこんなものではない 』 と満足せず、
もうひとつの凱旋門 (エトワール凱旋門 ) の
建設を命じたそうです。
さて、テュイルリー宮殿は、
1871年 パリ コミューンの放火により焼失しました。
注: パリ コミューンとは、1871年に誕生した
労働者階級による革命自治政府。
世界初の社会主義政権といわれる。
そして、庭園だけが残りました。
庭園にはこんなエピソードも ・・・
『ロシア五人組 』 のひとり
ムソルグスキー (1839年ー1881年 )
のピアノ組曲 『展覧会の絵 』 は、
彼の親友であるロシアの画家
ガルトマン (1834年ー1873年 )
の絵をテーマにしています。
その第3曲
“テュイルリー:遊びの後の口げんか”
の元となっているのは、
ガルトマンがテュイルリーの庭園で描いた
この絵ではないかといわれています。
JFK-World
今日のテュイルリーと展覧会の絵の関係は初めてうかがい、思わずコメントさせていただきます。最後の絵もなんとも可愛いですね。
更新を楽しみにしております。
私の方もNZの話題を楽しみしています。
NZは、撮影で何度も訪問しました。
これからもよろしくお願いします。