撮影機材は、この10年くらいで急激に変化しました。
中でも、小型化が著しい ・・・
小型化は、すなわち精密化であり、
デジタル技術の賜物です。
スタッフには、
新たなスキルが求められるようになりました。
向かって右 ・・・
彼の職種は DIT = デジタルイメージテクニシャン ・・・
デジタル機器に関する豊富な知識を駆使し、
ディレターやカメラマンのイメージを
具現化することに貢献します。
また、私は フィルム で撮影した世代ですが、
いまはほとんどSDカードに収録します。
この小さなカードに膨大な量の映像が記録でき、
とても便利なのですがデメリットもあります。
たとえば、真冬の寒い日など、
手から手へカードを渡す時に静電気が発生し、
全映像データが壊れてしまい
復元不可能となることもあります。
そんな繊細なSDカードですから、
撮影後は必ずバックアップを取ります。
バックアップは長時間を要します。
時には 5 ~ 6 時間以上 ・・・
撮影終了後にこの作業を実行してくれるのが
AD (アシスタントディレクター ) 君であり、
PM (プロダクションマネージャー ) 君です。
撮影中、彼らの睡眠時間は 2 ~ 3 時間でしょう。
それでも笑顔を絶やさない彼らには心底感謝です。
一方、ドローンのパイロットには、
撮影前にフライト状況に応じた機器の設定作業があり、
それが撮影成果に影響します。
デジタル化が進む撮影環境ですが、
感性や人間味が交錯する場であることは変わりません。
だから私はこの仕事が大好きです。
JFK-World
若い頃広告代理店のH社と仕事をさせてもらいました。
主にスタジオ撮影でしたが機材の多さ、スタッフも
こんなに必要なのかな?と思うくらいたくさんいて
それぞれが役割を持っているんだ と勉強しました。
時間が押して徹夜になることもしばしばでした。
その頃のディレクター氏やコピーライターしなど
顔と声がフッとよみがえりました^^
今は機材もデジタル化して小さく軽くなっていますよね。
素晴らしいと思います。頑張ってください。
撮影お疲れさまでした。
もう、お戻りになられたのでしょうか
それとも、次のお仕事に出発さたのかな。
どんな仕事もそうですが、日々進歩して
それについていくスキルを身に付けることは大変です。でもそれも楽しかったりもします(笑)
機械化、デジタル化がすすんでも
やはり最後は感性や人間味…すごくよくわかります。
そうそう、今回の小樽のCM
どちらでながれるのでしょうか
ぜひ、拝見したいとおもったんだけれど
三重では無理かなぁ。