JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

CM撮影の裏側で ・・・ 1

2018年05月19日 | 国内旅

撮影機材は、この10年くらいで急激に変化しました。



中でも、小型化が著しい ・・・



小型化は、すなわち精密化であり、
デジタル技術の賜物です。



スタッフには、
新たなスキルが求められるようになりました。



向かって右 ・・・
彼の職種は DIT = デジタルイメージテクニシャン ・・・



デジタル機器に関する豊富な知識を駆使し、
ディレターやカメラマンのイメージを
具現化することに貢献します。



また、私は フィルム で撮影した世代ですが、
いまはほとんどSDカードに収録します。
この小さなカードに膨大な量の映像が記録でき、
とても便利なのですがデメリットもあります。



たとえば、真冬の寒い日など、
手から手へカードを渡す時に静電気が発生し、
全映像データが壊れてしまい
復元不可能となることもあります。



そんな繊細なSDカードですから、
撮影後は必ずバックアップを取ります。



バックアップは長時間を要します。
時には 5 ~ 6 時間以上 ・・・



撮影終了後にこの作業を実行してくれるのが
AD (アシスタントディレクター ) 君であり、
PM (プロダクションマネージャー ) 君です。



撮影中、彼らの睡眠時間は 2 ~ 3 時間でしょう。
それでも笑顔を絶やさない彼らには心底感謝です。



一方、ドローンのパイロットには、
撮影前にフライト状況に応じた機器の設定作業があり、
それが撮影成果に影響します。



デジタル化が進む撮影環境ですが、
感性や人間味が交錯する場であることは変わりません。



だから私はこの仕事が大好きです。

JFK-World
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (白桂)
2018-05-19 07:45:32
おはようございます。
若い頃広告代理店のH社と仕事をさせてもらいました。
主にスタジオ撮影でしたが機材の多さ、スタッフも
こんなに必要なのかな?と思うくらいたくさんいて
それぞれが役割を持っているんだ と勉強しました。
時間が押して徹夜になることもしばしばでした。
その頃のディレクター氏やコピーライターしなど
顔と声がフッとよみがえりました^^

今は機材もデジタル化して小さく軽くなっていますよね。
素晴らしいと思います。頑張ってください。
返信する
Unknown (JFK)
2018-05-19 07:56:14
白桂 さん、コメントをありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。
返信する
お疲れさまでした (結羽)
2018-05-19 10:45:23
JFKさま

撮影お疲れさまでした。

もう、お戻りになられたのでしょうか
それとも、次のお仕事に出発さたのかな。

どんな仕事もそうですが、日々進歩して
それについていくスキルを身に付けることは大変です。でもそれも楽しかったりもします(笑)

機械化、デジタル化がすすんでも
やはり最後は感性や人間味…すごくよくわかります。

そうそう、今回の小樽のCM
どちらでながれるのでしょうか
ぜひ、拝見したいとおもったんだけれど
三重では無理かなぁ。
返信する
Unknown (JFK)
2018-05-19 20:40:08
結羽 さん、コメントをありがとうございます。 今回のCMは、全国ネットですので三重県でも放送されます。
返信する

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