香港沖に停泊するクイーンメリー 2 ・・・
香港と聞いて多くの人が思い浮かべる光景 ・・・
中国への返還 (1997年 ) 以降も、変わることなく、
エネルギッシュに未来に向かう世界都市です。
100万ドルの夜景 ・・・
ここは、ニューヨーク、ロンドン、東京と並ぶ
国際金融センターのひとつです。
天に向かってそびえる高層ビルは、
限りない成長を続ける生命体のようにも見えます。
しかし、ひとたび足元に目をやれば、
古い中国の文化がそこかしこに残っています。
それが、香港の大きな魅力ではないでしょうか。
たとえば、風水 ・・・
そして、道教や儒教に根ざした宗教観 ・・・
さらに、三国志の英雄を崇める風習など ・・・
首都 北京 ・・・
毛沢東の文化大革命 (1960年代 ) 以来、
中国はひたすら合理性を追求しました。
美しい漢字は、
『簡体字 』 と呼ばれる簡略化した字体に替わりました。
ここは、クエンティン・タラティーノ監督の 『キル ビル 』 が
撮られた北京の撮影所ですが、やはり簡体字です。
(成都の空港 )
簡体字は中国全土に ・・・
しかし、香港には伝統的な漢字が残っています。
どちらが旅人にとって魅力的かは、一目瞭然だと思います。
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