鳥取駅前通り(本通り) を北東に歩くと、
およそ10分で、鳥取市のシンボル
標高263mの松久山(しょうきゅうざん)、
そして、鳥取城跡に行き当たります。
水をたたえた堀が美しい。
その堀に架かる橋のたもとには、
童謡 ♪ふるさと♪ の石碑 ・・・
作曲者の
岡野 貞一(おかの ていいち)は
鳥取市の出身です。
さて、橋を渡って、
かつての城内には、
フレンチ ルネサンス様式の洋館 ・・・
「仁風閣(じんぷうかく)」です。
明治40年、
皇太子殿下(後の大正天皇)の
鳥取訪問に際し、
最後の将軍 徳川慶喜の五男で、
(裏庭から望む)
旧鳥取藩主14代目にあたる
池田仲博侯爵が御座所(宿舎)
として建造したものです。
「仁風閣」という名は、
(東郷平八郎の直筆)
皇太子に随行した海軍大将 東郷平八郎
によって命名されました。
現在、仁風閣は、
数々の展示物と共に
一般公開されています。
建物の背面には1階と2階にバルコニー。
ここから眺める庭園が素晴らしい。
この日、
見事な螺旋階段で、
新婦さんが写真を撮っていました。
また、この建物(内部)は、
映画『るろうに剣心』で使われたそうです。
♪ふるさと♪
あらためて聴くと、
メロディも歌詞もいいですね。
JFK-World
映像では見てますが、私自身、鳥取は未踏の地です。
藩主様が、慶喜公のお子様とは…。
(´∀`*)ウフフ🌸 江戸びいきの私には嬉しいことです。
地方には、素敵な館が、まだ、健在なんですね!
素晴しいことです。🌞
私は、鳥取には砂丘の撮影で割りとよく行きます。
しかし、ほとんど砂丘に行くだけです。
仁風閣は今回初めて。
あらためてゆっくり眺めてみると、いい街です。
3番の歌詞など議論になりそうです。
国歌にするには抒情的過ぎるような気がします。
片や、3番の歌詞は軍国主義を思わせるということでしょうか。