
左右対称の身廊が美しい ノートルダム教会 ・・・

下の5枚のステンドグラスは
13世紀創建当時のオリジナルです。

(ウィキペディアより写真借用 )
聖ペトロと聖アンデレの物語りを
表しています。

その上、直径6メートルの 『バラ窓 』 は
19世紀の作品 ・・・
パリの作家が手がけました。
注: 『バラ窓 』 は、ゴシック建築の教会に
見られる円形窓の総称。

そして、
この教会のいちばんの見どころが、

Notre-Dame de Bon-Espoir
よき希望のマリア
(黒いマリアと呼ばれることも )

フランスに現存する
最古のマリアともいわれるこの像は、
元は幼子イエスを抱いていたそうです。
しかし、フランス革命の動乱の中で、
イエスとマリアの腕は消失しました。

(ウィキペディアより写真借用 )
その姿が哀れだと、
「よき希望のマリア 」 の体は、
長い間布で覆われていました。
しかし、近年そのドレスは取り払われ、
黒いマリアはあらわになっています。

ところで、「よき希望のマリア 」
と呼ばれるに至った経緯には、
この像が起こした多くの奇跡があります。
たとえば、1944年、
ディジョンを占拠していた
ナチスドイツの無血撤退など ・・・

奇跡のマリアは世界中に存在します。
このブログでは、以前、
リトアニア ビリニュス の
マリアを紹介しました。
いつかチャンスがあれば、
マリアが起こした様々な奇跡を取材してみたいですね。

さて、ノートルダム教会の裏には、
さらにもうひとつの奇跡があります。
JFK-World