ドバイの旧市街に残る
「Bastakiya バスタキア 」 と呼ばれる場所。
ここに、ドバイの原点が保存されています。
すぐ近くには19世紀の初めに築かれた砦 ・・・
現在は博物館になっています。
砂漠だったこの地に
人が定住を始めたのは19世紀のことです。
町をつくったのは 『ベドウィン 』 という民族です。
『ベドウィン 』 とは 『何もないところに暮らす人々 』
という意味 ・・・
つまり、砂漠の遊牧民です。
ちなみに、ベドウィンが暮らす範囲は、
中東から遥かモロッコにまでおよびます。
注: 村や町を形成したアラブ人は
『Hadari ハダリ 』 と呼ばれる。
バスタキアの迷路のような狭い道 ・・・
注: 外敵から暮らしを守るため。
迷路のようにすることにより、
土地勘のあるほうが有利になる。
独特の扉と窓 ・・・
ここでは、定住を始めたアラブ遊牧民の
暮らしぶりが垣間見られます。
屋根の上の四角い開口部は 『風の塔 』 です。
熱気が上昇気流となる原理を利用し、
風の通り道をつくる暑さ対策です。
注: 京都の遺構 にも同様の工夫が見られおもしろい。
これは ジュメイラ地区 の高級住宅ですが、
『風の塔 』 の名残りを見ることができます。
豪華なリゾートホテルにも ・・・
地球を西へ ・・・
これまでに撮影・取材したおもしろい場所を紹介しています。
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