太古の昔から、
ほぼオーストラリア大陸全土に広がり暮らしてきたアボリジニ ・・
中でも、オーストラリア北部には数多くの部族が暮らしていました。
「カカドゥ 」 とは、かつてこのあたりに暮らしていた
アボリジニの部族の名前であるといわれています。
(9月1日のブログ参照 )
赤茶けた土と緑のブッシュの大地に現れた岩山 ・・
Nourlangie Rock
ノーランジー ロック
アボリジニの聖地です。
上空から眺めると、その岩山には神々しさが感じられます。
雨季の始まりである12月に訪れたこのときには、
岩山の周りに水鳥たちのサンクチュアリである
水源が出来始めていました。
雨季が進むと、
このあたりは完全に水没してしまうこともあるそうです。
(9月1日のブログ参照 )
この写真は乾季に撮影したものです。
水源が小さくなっているのがわかります。
「ノーランジー ロック 」 は、
1時間ほどで登ることが出来る岩山です。
途中、不思議な岩の景観を見ることが出来ます。
登っていくにつれ、神秘的な空気が漂い始めます。
剥き出しになった岩肌 ・・
ノーランジー ロックには、アボリジニの人々の痕跡が残っています。
それは、数千年前のものであるとも
数万年前のものであるともいわれています。
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