ハワイ島西海岸、コナから南へ車でおよそ40分 ・・
王族 (カメハメハ大王以前 ) の埋葬場所でもあったといわれる
「Puuhonua Heiau プウホヌア ヘイアウ 」
Heiau ヘイアウ
それは、キリスト教を受け入れる以前のハワイにおける
宗教的な意味を持つ神聖な場所の総称です。
(2月10日のブログ参照 )
かつてハワイには、様々な種類のヘイアウが存在しました。
たとえば、神殿があり、人々の心の拠り所としてのヘイアウ ・・
豊かな農作物の実りを祈るヘイアウ ・・
生け贄などの儀式を執り行うためのヘイアウ ・・
また、人々が癒しを求めて訪れるヘイアウなどです。
(2月8日のブログ参照 )
自然崇拝を根底にした多神教のハワイにおいて、
それぞれの神を崇める場所がヘイアウだったのでしょう。
『Puuhonua プウホヌア 』 とは、
ハワイの言葉で 『逃避 』 を意味し、
「Puuhonua Heiau プウホヌア ヘイアウ 」 は、
日本でいう 『駆け込み寺 』 のような役割を
果たしていたのではないかと考えられています。
つまり、最後の救いの場所 ・・
重罪を犯した者がここに逃げ込み懺悔し贖罪すれば、
罰 (死罪 ) から逃れられる場所であったということです。
ペレ神話をはじめ、ハワイ島は神秘に満ちた島です。
そして、神秘性に伴う陰湿さはなく、
すべてにプラスのオーラが感じられます。
プウホヌア ヘイアウの撮影の後、
空には大きな月の姿がありました。
パシフィックビーナスは、
パワースポット ハワイ島のヒロ港に停泊しました。
次回は、マウイ島を紹介します。
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