Magens Bay Beach
メイゲンズ ベイ ビーチ
シャーロット・アマリーの反対側 ・・
セント トーマス島の北側に位置する美しい湾とビーチです。
デンマークからシャーロット・アマリーにやってきた
銀行家 = Hans Haagensen ハンス・ハーゲンセン氏に嫁いだ
Sarah Julia Magens サラ・ジュリア・メイゲンスの実家が所有する
プランテーションが近くにあったことから、
「Magens Bay メイゲンズ ベイ 」 という名前がついたそうです。
(11月 21日のブログ参照 )
山の上から眺めると、エメラルド グリーンの水面が、
刻々とその色を変えていくのがよくわかります。
深く切り込んだ湾 ・・
そのいちばん奥まったところにあるビーチは穏かな波 ・・
透き通った水 ・・
およそ 1.5 キロメートルにわたって続く白くきめ細やかな砂浜 ・・
人影は少なく
まるでプライベート ビーチのような感覚です。
「メイゲンズ ベイ ビーチ 」 は、
種々のメディアが行うビーチ コンテストで、
これまでに何度も
『世界の美しいビーチ Top 10 』 に選ばれています。
また、メイゲンズ ベイにはこんな逸話も残っています。
Sir Francis Drake
サー・フランシス・ドレイク (1540年ー1596年 )
イギリス人で初めて世界一周を成し遂げた海洋探検家 ・・
奴隷商を中心に生業としていたドレイクは、
カリブ海に名を馳せた稀代の海賊でもありました。
主にスペイン船を狙ったドレイクの恐るべき海賊ぶりは、
スペイン人から名前をもじって 『エル ドラク (悪魔の) 竜 』 と
呼ばれていたことに象徴されています。
当時の有力な海賊は、母国の後押しを受けていました。
つまり、国が公認する海賊だったのです。
ドレイクは、
後年、時のエリザベス 1世から 『ナイト 』 に叙され、
『Sir サー 』 の称号を授かっています。
海賊行為によって外貨を獲得したことへの表彰です。
当時のヨーロッパ列強が、
いかにカリブ海に関心を寄せていたかを示す事例です。
(11月 14日のブログ参照 )
サー・フランシス・ドレイクが錨を下ろして身を隠し、
じっと獲物の船の到来を待っていたのが
このメイゲンズ ベイだったそうです。
jfk-world