24日午前2時 猛烈な雨の中 町内3ケ所からの出動要請
3班に分け土嚢 数10袋を搬送
搬送中 無芸の軽トラックは腰までの泥水に突っ込み エンジンストップ
搬送できなくなった
とにかく 人命第一で腰まで浸かりながら 4人の団員で一軒一軒 避難を呼びかけた
その後徒歩で消防倉庫まで辿りついたが その間2時間の間に
次々と 出動要請が・・・・とにかく 対応はしますが 時間がかかる旨 しか連絡出来ない
消防倉庫に帰ってきたが 直ぐ横の川は今にも 決壊しそう
あふれた濁流が今にも 倉庫に入ってきそうな勢い
危険を感じたので 残っている団員に
運べるだけの消防機材をリヤカーに積み込み 少し高手の避難所に徒歩で移動を指示
無芸だけ倉庫に残り あちこちで作業中の団員と連絡しながら
次々に入ってくる出動要請に対応
全団員が数か所に別れて暗闇の中 土嚢積み作業
動けるトラックは少なく 人力作業も・・・・これが延々夕方まで続いた
お昼前 川上で川土手 決壊の恐れ の連絡が
無芸と市会議員二人で現場へ・・・・
堤防は200メートルにわたって 半分以上えぐり取られていて
更に水位が上昇し 決壊すると 濁流は町中に押し寄せる恐れが・・・・
直ぐに 防災本部へ連絡し 町内の危険な地区 約 250世帯に 避難指示の発令をお願いした
で 10分後 危険な区域に避難指示 (無芸の自宅も含む)発令
受け入れ先は隣町の高台の中学校
自宅に電話したら 今から 逃げる って 心配だけど 帰れない
このあと携帯が不調(水濡れ)で連絡(メール着信だけ可能)も出来なくなった
(数時間後 娘から 避難していますと メールが入った)
夕方から水没している一軒の家に全団員投入し二台のポンプで排水作業開始
投光器の灯りの中で3時間排水作業
それでも10センチほど水位が下がっただけ
家の人から 床下まで下がったので もお 良いです 止めてくださいと・・・・・
車が出せるようになったので避難しますと・・・・
24日夜は倉庫で全団員 1夜を明かした
みんな ヘトヘト ボロボロ ドロドロの状態 消防倉庫の コンクリート床に
廃材のカーペットを敷き 交代で ゴロ寝
炊き出しの おにぎりを食べる元気も無く 降り続く雨を見ながら
1夜を明かしました
昨日25日は 早朝から 水没しているもう一軒の排水作業開始
広範囲膝まで浸かる 湖のようになっている
応援要請を・・・・隣町の義弟の分団に・・・・義弟の分団から5人がポンプを持って駆けつけてくれた
3台のポンプで排水作業 夕方までかかって 約10センチ水位は下がったものの
水没している家はまだ浸かったまま
玄関まで辿りつくのに長靴でも無理な状態
結局午後6時まで頑張ったけど 昨日はここまでで作業を中止
今日も 朝から動ける団員(自宅や会社が浸かっているので無理を言えず・・・・)4名で作業開始予定
我が家の作業小屋の中にも泥水が入って電動工具や資材が泥まみれ状態だけど
どうしようもない・・・・・軽トラックは泥水の中から引っ張り出し
車屋さんに持って帰ってもらつたけど・・・・ダメ だろうな・・・・
水没直前に娘が移動してくれた乗用車で出動だな・・・・
とにかく 人命の被害は我が町内では無かったし 徹夜の復旧作業してくれた
地元の土建屋さんが決壊しそうな川土手を応急復旧してくれたみたいなので
まず 一安心 もぉ 降らないでほしいな・・・・・
排水作業・・・今日は暑くなるのかなぁ
では
もう ひとふんばり