実績と経験なしで市議ですか……ふ~ん🙄の続きとして書きます。
まず断っておきますが、今回の市議選で彼を当選させてしまった戸田市の有権者の意識の低さ、人を舐めた様な政党名を堂々と掲げさせてしまった日本全国の有権者の政治への関心の低さは改めなければなりません。法律が変わらない限り、即ち有権者が真剣に政治と向き合わない限り、こうした現実は半永久的に続くんです。
【1月に初当選】「スーパークレイジー君」の当選無効 埼玉・戸田市選管https://t.co/XwUndd01cm
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 9, 2021
スーパークレイジー君(本名・西本誠)氏の当選を無効とすると発表した。市内に居住実態がないとして当選無効を求める異議申し出があり、調査の結果「生活の本拠を移したとはいえない」と判断したという。 pic.twitter.com/7n474irulD
リンク先のブログでは半年後にどうなっているかと書きましたが、どうやら3ヶ月も持たずに終わりそうです。選挙管理委員会も長きに渡る経験と実績を持っている以上、その選管が無効と判断したとなれば覆すのは容易ではないでしょう。
ここは潔く身を退いた方が賢明だと思う理由を3つ挙げます。
①経験値の低さと事前準備が足りなすぎた
どれだけ彼に思うことがあって議員を目指しても、現行の法律に則った行いをしなければなりません。況してや市議ともなれば市民に直結する法律を運用する立場であり、しかも歳費を得るのですから審査が厳しくなるのは当然です。実績もない、実質的には目立っただけで政治家としては無名の彼が議員として活躍するには経験が少なすぎですし、それに付随する準備期間も足りませんでした。
リンク先のブログでも書きましたが、やはり最初は自治会や町内会で経験を積むべきなんです。その中で彼を理解するブレーンを少しずつ増やして足腰を強くしていくべきなんです。
②言葉の重みが違いすぎる
やはり最低でも10年間は戸田市の市民として日々の出来事を自分の目で追い駆けなければ何が戸田市で問題なのか、何が戸田市に足りていないのかなんて判りません。ほんの数ヶ月、ほんの数年だなんて転勤族と同じです。
また、その10年を議員として活動してきた人の言葉と彼の言葉では重みが違いすぎます。10年間の出来事、紆余曲折を目で見て肌で感じてきた人の言葉が市民に響くのは当然で、それがない彼がどれだけ声高に叫んでも重みは伝わりません。政治は勢いだけでできるほど甘くはないんですから尚更です。
③今後の選挙活動への影響
もし彼が争う姿勢を見せると、彼のことを快く思っていない人たちから非難され日々の生活も満足にできなくなり引っ越しを余儀なくされるでしょう。①でも書いた様に、しっかりとしたものがないだけに彼を理解するブレーンの確保さえも難しくなります。もし激昂して悶着を起こせばジ・エンドですし、彼の過去の行いが再び蒸し返されて政治家としての道が永遠に断たれることにもなりかねません。
『今回は良い勉強をさせてもらった。やはり政治家として活動するのに経験も時間も足りていなかった。もう一度この地で市民の皆さんの為に働き、信頼関係を構築して出直します』という態度で次に繋げるのが最善の策でしょう。彼が本気で過去のことと向き合い政治家を目指しているならば出てきてほしい言葉です😊。